ひがぺー

リコリス・リコイル

おもしろかったー

設定が無茶苦茶だったので、細かい突っ込みどころはあまり考えなくていい、ということですよね
安心して頭を空っぽにできました

自分にもちょっと覚えがあるような悩みって、リアルの純度が高いと娯楽としては受け止めにくくて、
ですんで、美少女とかを媒介させてもらうと、それがいい緩衝材になって、安心して観られますね

劇中で、義務感や正義感や誇りがあるけれども、とる行動は組織に馴染まなくて、出世街道から外れてしまう、たきなって人物がいまして、
その登場人物が過去の自分を抉ってきつつも、どこか共感があったりしまして
こういうのを美少女フィルタを通さないと咀嚼できないのって、我ながら貧弱だとは思いますけど

その人物が、挫折から何かが少し変わり始める3話がとても良かったっす

銃だ拳だのアクションの爽快感と、
吐露あり、励ましあり、友情の芽生えありな情緒的な部分と、本作の魅力が詰まってましたー
ここでもらった励ましの言葉が、お話の終盤でたきなの行動を決めるのに効いてきているのも良いですね

3話が最終回で、4話以降は番外編ですね (違う)